前回の投稿では、お勉強(記事の音読+入力)時に注目している点として以下を挙げました。

1. 見出しの付け方
2. 読点の位置
3. 発言の引用方法
4. 接続詞の使い方
5. 文末のさばき方

今回はそれぞれをもう少し掘り下げたいと思います。


1. 見出しの付け方

ニュース・リリースやブログ記事の翻訳をするときは、まず本文を訳してから見出しに取り掛かることが多いですが、なかなか「これ」という見出しが浮かびません。
特にニュース・リリースは、原文のタイトルも似たり寄ったりなことが多いので、直訳するとどこかで見た見出しばかりになってしまいます。
こうして記事の見出しに注目することで、簡潔で魅力的な見出しを悩まず付けられるようになりたいと思っています。


2. 読点の位置

日本語の記事を読点で区切って入力していくと、自分の感覚よりも実際に使われている読点の方が少ないように思います。普段の翻訳作業で読点の数や位置にもっと意識を向けないと...(どなたか、このあたりをわかりやすく解説した本をご存知でしょうか?)。


3. 発言の引用方法

ニュース・リリースやブログ記事を翻訳すると、必ず誰かの発言が引用されています。特に、ブログ記事では「~と述べています。」ばかりだと堅苦しく単調すぎるので、いつも工夫しようとするのですが、ここでも自分の語彙の乏しさに悲しくなります。


4. 接続詞の使い方

英語は日本語に比べて接続詞が少ないですよね。セグメント単位で訳していくと、通しで読んだときにどうしてもぶつ切りになってしまいます。そこで、接続詞を補ったり、2文を1文にまとめたり、1文を2文に分けたり、声に出して読んだときにひっかかるところ(息継ぎがうまくいかないとか、語感が悪いとか)があれば、単語や言い回しを変えてみたり...といったことを試行錯誤。
一次訳よりも推敲の方が時間がかかることは日常茶飯事です。案外、シンプルな文章の方が難しかったり...。
そんなわけで、接続詞の語彙を増やすというのも目標の1つです。


5. 文末のさばき方

よく翻訳を担当する某社のニュース・リリースは「です・ます調」です(自社の活動に関する発表なので当然ですが)。
ニュース・リリースに限らず、これまで担当した翻訳はすべて「です・ます調」(PPのプレゼンテーションを除く)だったので、「です・ます調」の記事もどんどん読んでいきたいと思っています。が、私自身は「である調」のお仕事もいつかしてみたいというあこがれがあるんですよね。

「です・ます調」だと、文末に「~します。」ばかりや「~です。」ばかりが並んでしまうと気持ち悪いのでなるべく連続しないように心がけているのですが、うまくいかなくて悩むこともしばしば(自分の表現の幅が狭いだけなんですが)。その点、「である調」の方が文末表現が豊かな気がします。

そういった違いにも注目しつつ、文末の表現の幅も広げていきたいと思っています。

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テクニカルな知識をもっと仕入れたいと思って始めた記事の音読+入力ですが、なんだか趣旨が変わってきているような...。まぁ、better than nothingでぼちぼちいきます。