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最近、ある心境の変化からスペイン語を勉強しようと考えるようになりました。

その理由は、twitterでフォローさせていただいている方が1か月ほど前に紹介されていたこちらのtogetterの記事です。

海外に住む日本人シニアがボケて、日本語しかしゃべらなくなることについて
(※Hiroyuki Takenagaさんという米国在住の方のツイートとその関連ツイートをtazawa(@tazawaw)さんという方がまとめられたものです。)

実は今までプライベートで直接やりとりさせていただいた方を除き公言していなかったのですが、うちはいわゆる国際結婚で、だんなさんの母国語がスペイン語なのです。

公言していなかったのは、ブログとtwitterを始めた目的が「翻訳者」としての自分の頭の中を発信することだったので、「うちの家庭環境は関係ないだろう」と、特にその必要性を感じなかったためです。

英語圏で出会ったこともあり、だんなさんが日本に来て最初のうちは英語で会話していましたが、子どもが生まれたのを機になるべく日本語で話すようになりました。日本でこれからずっと家族で住むためには、だんなさんの日本語習得が最優先事項でしたから。

私自身はスペイン語をどうしても話さなければならない環境に身を置いたことがなく、スペイン語を勉強せずにきました(スペイン語のテキストは何冊か持っていますが、開くたびに男性名詞・女性名詞、その他もろもろの変化形を見ては眠くなり、早々に挫折していました)。いずれにしても、「何かあれば英語でコミュニケーション取れるんだから...」と思っていたのです。

でも、このtogetterを見て少し気が変わりました。「じゃあ実際にどんな勉強を始めたの?」と言われると、だんなさんに自分が知っている単語で話しかけるようになった程度ですが、心境の変化があっただけでも今までの自分からすれば大きな一歩です。

本題に移ると、このtogetterでは、主に海外に住む日本人シニアが話題になっていて、その方たちが認知症やアルツハイマーを発症すると、途中で習得した言語を忘れて母国語しかしゃべらなくなり、現地語しかしゃべれない家族や友人とコミュニケーションが取れなくなるというものです。

このような話は今まで聞いたことがなかったので、最初見たときは寝耳に水、青天の霹靂といった気分でした。将来、自分の大切な家族とコミュニケーションが取れなくなる可能性があるなんて...。なんだか悲しくなって、同時になんともいえない焦りも感じました。

早速だんなさんにこのことを伝え、togetterを読んでもらい、少しずつスペイン語を普段の会話に取り入れることにしました。子どもには強制しておらず、親が会話している様子を見て何か感じてくれればいいなという段階です。思春期にさしかかろうかという年頃なので当分様子を見ようと思います。最近は日本語onlyでしゃべることの多い父子ですが、もう少し小さい頃はだんなさんがスペイン語で話しかけてから日本語で言い直すということをしていました。むすこはスペイン語を話せませんが、簡単な会話なら理解できると思います。あのとき私がもっと協力的だったらなぁ...と悔やまれてなりませんが、過ぎたことを言ってもしょうがないのでこれから少しずつ努力していこうと思います。これまで日本語を覚えようと頑張ってきてくれただんなさんも、自分の母国語を少しずつ覚えようとしている私を見て嬉しそうにしてくれています。そして、そのだんなさんの様子を見て私も嬉しい。

今回このことをブログに書こうと決めたのは、もしかしたらほかにもこの情報を必要とされている方がおられるかもしれないと思ったからです。海外在住の方もおられるでしょうし、うちのように日本に住んでいてパートナーの母国語をしゃべれない方もおられるでしょう。もちろん誰もが将来母国語しかしゃべれなくなることはないと思いますが、私がこのtogetterを今知って良かったと思ったように、そう思う方もおられるかもしれないと...。何かあっても知っていたのと知らなかったのとでは大違いですから。

最後に、このトピックをtwitterで発信してくださった方、togetterにまとめてくださった方、togetterを紹介してくださった方、ありがとうございました。この情報は私にとってeye-openerとなりました。